○那智黒石の産地
那智黒石の採掘は、三重県熊野市神川町の新生代新第3紀中新世の比較的新しい時代の岩石であり、神川町内の数ヶ所において小規模に行なわれているのみです。昭和59年の1400tをこえる採掘をピークに、それ以降減少しています。その原石の用途別割合は、第1位は碁石、第2位は原石のまま庭石置石としての利用、第3位は硯として利用されているようです。 |
○那智黒石の製品
那智黒石の製品は、伝統工芸品として原石をそのまま製品に加工したものと、原石をいったん粉末にして樹脂と混合し色々な形に成型したもの(ニュー那智黒とか練製品という)とがあります。また、成型品といっても型から出した後は、すべて手磨きで仕上げられています。製品は碁石・硯・置石・文鎮・灰皿・試金石・アクセサリーなどおよそ400種類に及んでいます。 |
○那智黒石の業者
那智黒石に関わる業者の数は、近年減少しており現在当組合に加入している事業者は8社のみです。ほとんどが小規模な個人経営で、三重県指定伝統工芸品「那智黒石」の伝統を守り続けています。 |
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